ハミング通信

時代観・コラム

食べ物が性格を変えるかもしれない話

今回は少し変わった話をします。食べ物が体だけでなく、性格や行動にまで影響するかもしれない、というエピソードです。

ある養豚家が、コンビニから賞味期限切れの弁当を譲り受けて、エサとして毎日豚に食べさせていたところ、おとなしかった豚たちが仲間の尻尾をかじったり、次第に気性が荒くなっていったそうです。そしてある日、豚たちが豚小屋を脱走。必死で探していたところ「高速道路を豚が逆走しています」というニュースが流れ、これが自分の豚だと分かって養豚家が仰天したというエピソードがありました。

こういったエピソードは、食の関係者の間では時々出てくるのですが、外でするとオカルトっぽく聞こえてしまうので、なかなか話す機会がありません。でも、農薬や添加物の話がようやく市民権を得てきたように、「食べ物が性格や行動に影響する」という話も、いつか当たり前に語られる時代が来るのではないかと思っています。「時代の変化」──これも自然栽培の仕事の楽しみの一つです。

人と自然を食でつなぎ、伝える。

読んで、感じて。
次は、食べてみてください。
言葉でわかることには、限界があります。
体で感じることから、始まります。