ハミング通信

土・腸・生命科学

免疫力は自分で作るしかない腸内細菌と自己治癒力の話

ウイルスや細菌の暴走を薬で抑えることはできても、最終的には自己免疫力がないとなかなか病気は治りません。病気を治すのは薬ではなく、自分自身の力(自己免疫力、抗酸化力、排毒力 )なのです。

病院に行くと、抗生物質などの薬と一緒に「強い薬で胃を痛めないようにもう一つお薬を出しておきましょう」と言って胃薬をもらうことがあります。抗生物質は細菌を殺す役割を果たしますが、病原菌だけでなく同時に腸の中の「良い菌」も殺してしまうので、腸内のバランスが一気に変わってしまいます。そこで胃薬(実態はビフィズス菌や乳酸菌)を同時に飲むわけです。善玉菌をお腹に入れて、腸内細菌のバランスを整える役割を担わせているのです。

腸内細菌はストレスに弱いので、精神的なストレスはもとより、睡眠不足、暴飲暴食、添加物の過剰摂取などでもバランスを失ってしまいます。食べ物も同様です。自然の摂理から離れた作物は腸内細菌にとっては異物でしかありません。

昔は「貧血になったらホウレンソウを食べなさい」と言われていましたが、現代では農薬・肥料に依存するホウレンソウにおいては、鉄分の摂取はほとんど期待できず、むしろ硝酸濃度が高くて腸内細菌がダメージを受けてしまうことすらある。

健康でありたい、いつまでも元気でいたいと願うなら、自然の摂理で生まれ育った本来あるべき姿のものを食べて、腸内細菌にもストレスのない食生活を送るようにするのがいいと思います 。この世に魔法の薬はありません。最終的には、自分自身の力を付けるしかないのです。

人と自然を食でつなぎ、伝える。

読んで、感じて。
次は、食べてみてください。
言葉でわかることには、限界があります。
体で感じることから、始まります。