ハミング通信

土・腸・生命科学

「僕はいかにアホだったか」玄米との出会いと、腸と畑の相似形

30代前半まで、めちゃくちゃな生活をしていました。毎日仕事漬け、食事は外食かコンビニ弁当、2〜3日の泊まり込みも珍しくない、睡眠は仮眠程度。締め切りのストレスで自分をすり減らし、休みなし、運動なし。体調が悪いと市販の薬を買って飲んでいました。

次第に慢性的な症状が出てきました。低体温で手足が寒くて夜眠れない。ベッドでじっとしていると原因不明の腹痛が来る。風邪を引けば42度台の熱が出て緊急病院に担ぎ込まれる。それが年に数回ありました。

ある日、潜在意識のどこかにあったのでしょう、ふと「ビール酵母」という言葉が頭に浮かびました。なんとなくいい予感がしてドラッグストアで買って飲んでみた。するとその日からお腹の痛みが半減。何度病院に行っても良くならなかったのに、です。

これで健康に目覚め、次に試したのが「玄米」でした。理由は分かりませんが、このあたりからどんどん体が変わってきた。それから、自然栽培に出会って、数年後には、夜寝る時に布団が熱くて足を出して寝るようになり、原因不明の腹痛がなくなり、風邪を引かなくなりました。

今思えば、腸内フローラのコンディションが最悪だったのだと思います。そして腸内フローラと畑は、まったく同じだと感じます。畑も農薬などのケミカルなものを入れて一旦バランスを崩すと、地温が下がり、土壌菌の多様性が失われ、極端な結果を招く。腸も畑も、原理原則は相似形です。だから治癒力は、自然の中にある。この頃の自分の体験が、今の仕事の原点になっています。

人と自然を食でつなぎ、伝える。

読んで、感じて。
次は、食べてみてください。
言葉でわかることには、限界があります。
体で感じることから、始まります。